やあ、みんな。トナカイだよ♪
突然だけど、ぼくがみんなへのプレゼントを探しに
冒険した話をはじめるよ♪
それはそれは、、、とても寒いところだったんだ。
雪がたくさんつもっていてね、
周り一面が白い世界だったよ。
最初のうちは、とても綺麗に見えていたその場所は、
よく観察してみると、不気味な静けさに包まれていて、
ぼくの足音しか聞こえなかった。
―ガサガサッ。
急な音に驚いたぼくは、
サッっとランチャー(*単式炸薬砲・猛虎)を構え、辺りをうかがった。
なんだ、風で木がゆれただけか・・・
『まったく、こんな不気味なところに、
一匹で来させるなんて、まったくトナカイづかいが
荒いんだからなー。』
とても、怖がりなぼくは、
それはそれは、とてもとても怖かったんだけど、
頑張ったんだ。
ふぅ・・・ |
大変だったけど、ようやくみんなへのプレゼントを手に入れて、
ぼくは、赤鼻高々で家に帰ることにしたんだ。
でも、ちょっと張り切りすぎたせいで、
プレゼントがたくさんになっちゃって・・・
1人で持ちきれなかったんだ。
色々悩んでいると、ふと空に光が灯ったんだ。
ああ、これは便利なタク・・・いや、あの方の光だっ!!
わざわざ向かえに来てくれたみたいで、
ぼくは急いで、その光の下へ走った。
『こんなに、プレゼントをゲットしましたよー』
いつものように、返事は『う~~~むっ』だけだったけど、
それでもぼくは満足しているんだ。
これで、ようやく今年もプレゼントを届けることが出来るからね♪
・・・プレゼントの中身は何かだって?
わからない方がワクワクすると思うから、秘密にしておくよ。
それに、ぼくはその気持ちこそがプレゼントのようにも思えるんだ。
プレゼントの中身は、期待にはそぐわないかもしれない。
中身をみて、ヒゲをむしりたくなるかもしれない。
WB→全力オーバーエンドしたくなるかもしれない。
でも、このワクワクした気持ち(ex:もしかしたらレア出ちゃう!?)が、
とても楽しいと思うんだ。
それじゃあ、またクリスマスの日にね♪
おまけSSです。
今年も何とか間に合いましたねー♪ |